無垢フローリング
コラム
2024-02-15
皐工務店ではスタンダードプラン・アドバンスプラン・3階建てプランでは無垢フローリングを標準採用としております。
今回は無垢フロアについてのお話です。
無垢材とは
無垢材は、自然素材や天然素材の一種であり、木材の中でも表面に処理を施さず、そのままの状態で使われる材料です。天然素材として知られ、環境に優しく、自然な風合いや質感を持ちます。無垢材は、家具や床材など様々な用途に利用され、部屋に暖かみや豊かな雰囲気を与えます。無垢フローリングの樹種
無垢フローリングは、自然素材である木材をそのまま使った床材であり、その樹種によって異なる特性や風合いがあります。一般的に、無垢フローリングに使われる木材は、オーク、メープル、チェリー、ウォールナットなどの広葉樹や杉、ヒノキ、松などの針葉樹の樹種があります。無垢フローリングの種類
無垢フローリングには、主に「ユニフロア」「一枚物」「突板」の3つの種類があります。ユニフロア
ユニフロアは、複数の薄い無垢材を積層し、床板として使用するタイプの無垢フローリングです。複数の木材を組み合わせることで、割れや反りを防ぎながら強度を確保します。また、厚みが均一で、安定感があります。ユニフロアは短い間隔で貼られるため、取り付けが比較的容易で、経済的な選択肢となります。一枚物
一枚物の無垢フローリングは、一枚の無垢材から作られています。そのため、一枚一枚が厚みがあり、木目や色合いが均一で美しい仕上がりとなります。一枚物の無垢フローリングは、高級感があり、耐久性にも優れています。また、表面のリフィニッシングが可能なため、長期間使用することができますが、価格が高くなる傾向があります。突板
突板の無垢フローリングは、接合部分に突き板を用いて貼り合わせる方法で作られています。突板は、無垢材の表面に接着された薄い板であり、見た目は一枚物と似ていますが、実際には薄い無垢材を使用しているため、価格が抑えられます。突板の無垢フローリングは、一枚物と同様の美しい外観と耐久性を提供しますが、価格が比較的手頃であり、経済的な選択肢となります。これらの種類の無垢フローリングは、それぞれの特徴や利点を持っており、使用する場所や予算に合わせて選択することが重要です。
広葉樹の無垢フローリングの特徴
オーク
オークは一般的な無垢フローリングの樹種であり、その硬さと耐久性から広く利用されています。オークの木目は比較的粗く、ナチュラルな風合いが特徴です。メープル
メープルは明るい色合いと滑らかな木目が特徴であり、床全体に均一な明るさをもたらします。チェリー
チェリーは、深い色合いと独特の赤みが特徴であり、高級感のある雰囲気を演出します。ウォールナット
ウォールナットは、暗い色合いと豊かな木目が特徴であり、上品な雰囲気を醸し出します。針葉樹の無垢フローリングの特徴
杉
杉は、柔らかくて軽い木材でありながら、耐久性に優れています。そのため、杉の無垢フローリングは、シンプルでナチュラルな雰囲気を演出しつつ、床の傷や研磨にも強い頑丈さを持っています。また、杉の特有の香りが部屋に広がり、リラックスした空間を提供します。檜
ヒノキは、日本の伝統的な木材であり、美しい木目と上品な色合いが特徴です。ヒノキの無垢フローリングは、その緻密な繊維構造から、優れた耐久性と安定性を持っています。また、ヒノキは抗菌・防虫効果があり、衛生的な床材としても適しています。松
松は、柔らかくて軽い木材でありながら、柔軟性に富んでいます。そのため、松の無垢フローリングは、足触りが柔らかく、歩行音を吸収しやすい特性を持っています。また、松の風合いは温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出します。これらの木材はすべて天然素材であり、自然の特徴が生かされています。そのため、無垢フローリングは自然素材として知られ、床に優れた温かみと味わいをもたらします。また、無垢フローリングは環境にも配慮された選択肢であり、持続可能な木材を使用することで、森林資源の保護に貢献します。
自然素材である無垢フローリングは、その風合いや質感、耐久性から人気があります。また、様々な樹種や仕上げ方法を組み合わせることで、さまざまなインテリアスタイルに適した床材を選ぶことができます。自然素材の魅力を生かした暮らしを実現するために、無垢フローリングは一考の価値があります。
無垢フローリングのメリットデメリット
メリット:
1.自然素材であるため、ナチュラルで温かみのある風合いを持つ。2.無垢材は一枚板であるため、美しい木目や風合いが床全体に広がる。
3.リフィニッシングが可能で、傷や汚れが付いた場合でも研磨や再塗装で修復が可能。
4.長期間の使用により、経年変化が美しい味わいを生み出す。
5.環境に優しい素材であり、再生可能な資源である。
デメリット:
1.汚れや傷が付きやすく、定期的なメンテナンスが必要。2.湿気や乾燥に弱く、適切な湿度管理が必要。
3.他の床材に比べて高価である場合がある。
4.ハードウッドの無垢フローリングは比較的硬く、歩行音や跳ね返り音が大きいことがある。
5.一部の無垢フローリングは、柔らかい木材でできているため、傷や破損が比較的早く発生することがある。
これらのメリットとデメリットを考慮して、自分のライフスタイルや好みに合った床材を選択することが重要です。
無垢フローリングのメンテンナンス
無垢フローリングのメンテナンスは、以下の手順に従って行います。
掃除
定期的な掃除が重要です。掃除機や柔らかいほうきを使って、ホコリやゴミを取り除きます。掃除後には、微温水で湿らせた布で拭き取ることで、汚れを落とします。ただし、無垢フローリングは水に弱いため、水を含ませすぎないように注意してください。フローリングオイルやワックスの塗布
定期的にフローリングオイルやワックスを塗布することで、床の保護と美観を維持します。オイルやワックスは、フローリング材質に合った製品を選び、均一に塗布します。塗布後は、布で拭き取って余分なオイルやワックスを取り除きます。スクラッチやキズの修復
フローリングにスクラッチやキズがついた場合は、特殊な補修キットやワックスを使用して修復します。キズが深い場合は、専門家に相談して修理を行うことも考えましょう。日常的な注意
家具の移動時には、フェルトパッドやラバーパッドを使用して床を保護します。また、ペットの爪が床に傷をつけないように注意し、高温のものを直接置かないように気をつけます。
これらのメンテナンス手順を定期的に行うことで、無垢フローリングの美しさと耐久性を維持し、長く快適にご利用いただけます。
皐工務店では無垢フローリングをスタンダード・アドバンスプランにて標準採用しております。
スタンダードプランを詳しく
https://satsuki-s.com/standard
アドバンスプランを詳しく
https://satsuki-s.com/advance
皐工務店の記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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